<震災関連>地元愛知の反応

地元の愛知は好きな部分もあるが、嫌いな部分もある。

今年6月で愛知から出て10周年。敢えての苦言も書いてみる。

ココイチの支援

『カレーハウスCoCo壱番屋』がカレー6万6千食を被災地へ支援

正直言うと、ココイチのあの夫婦経営者には馴染めなかったが、今の震災の状況を理解して、自分たちの強みで積極的な支援ができる、そういう力のある会社が愛知から出てきたのはうれしい。

他人事

ここ最近、地元の周りの人達の話があまりにも他人事な感じを受けていたので、余計にココイチのニュースが出て良かったと思っている。

あまりマイナスの話をしても仕方が無いが、具体的にあったことを記載する。


ウチの会社(本社:名古屋)は、今週、月〜水の3日間、東京で計画停電で電車がまともに動くか分からない状況で、定時後2時間、テレビ会議を強行。さすがに岩手オフィスとは実施しなかったが・・・。岩手とテレビ会議しなかったのは、ただ、役職者が居なかったからかもしれない。
いずれにしても、明らかに無駄な電力と時間を使っている。

3/26(土)の会社の出勤日には、社員から募金を集めるとのこと。
会社としても当然別途募金する予定で、こうなるとオーナーもユニクロの姿勢を見習ってそれなりの募金をするものと思われる。
ユニクロのオーナーが個人で10億なので、1千万円〜5千万円程度になると予想(あまり予想するものでは無いと思うが)。


スポーツ紙によると、「巨人、中日あきれた非常識 セ開幕強行でマイナー化に拍車」。スポーツ紙の記載を鵜呑みにはできないが、東北楽天の地元があの状況で、よく強行できるな、とドラゴンズファンの自分でも思ってしまった。しかも、今はもう関係ないのかもしれないけど、楽天の監督は星野仙一(元中日)なんだし、多少その辺が頭に回ってもいいと思うのだが。。


ACのCMを繰り返し見せないといけない人達って案外、数字しか見てないような世間離れしたゲスい経営者層じゃないか、と勘ぐってしまう。

放射能などを気にして、自分に地元へ戻って来いなどという声もあった。ありがたいが、迷惑でもある。

それぞれ、置かれた立場があり、その中での発言や行動なのだろう、とは思う。

愛知の好きな部分・嫌いな部分

ただ、前から地元の愛知の好きな部分と嫌いな部分があって、それが現れているような気がしてしまった。

愛知の好きなところは、忍耐強くコツコツと進め、それが外でも通用するところだ。
逆に嫌いなところは、内弁慶になったときの閉鎖性。良く言えば、これも地元愛の形なのかもしれない。

外に出ている人・会社は、世界的に活躍している。
偏見かもしれないけど、一見派手だが中身は地味・コツコツやる人や会社が多い気がする。そして、普段は倹約家(ケチ)だが、イザという時は大盤振る舞いをする。
ステレオタイプだが、あまり間違っている感じはしない。


それにしても、何故力があるのに外に出ないのだろう、と思う時がある。ただ、外に出る出ないは人それぞれ事情があるだろうし、それはいいとして、他人を受け入れない閉鎖性は気になっている。

震災のような一大事でこの鈍感さでは、このグローバルでスピード感の時代にどうなってしまうのか。

結局

今回の震災時の反応で、改めて、地元の良さと悪さが再認識できた。


そして、世界で活躍するこの人も。
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